こんにちは、ナナオ (@9yearsBeginner) です^^
前回の「海外ドラマ『デスパレートな妻たち』から学ぶ、リアルな英語表現!」に続き、今回は「モダン・ラブ」という海外ドラマの中で、驚いた英語表現があったのでシェアします!
何度もドラマを観直していく中で、新しい発見や役立つセリフに気づけるようになると思います。その都度この記事に追記し、更新していきますね^^
「モダン・ラブ」ってどんな海外ドラマ!?
まず最初に「モダン・ラブ」って、どんなドラマなのかをご紹介。
ニューヨークが舞台で、それぞれのストーリーが8話分展開される、オムニバス形式のドラマです。
『モダン・ラブ』(Modern Love)はニューヨーク・タイムズのコラムに基づくアメリカのロマンティック・コメディ・アンソロジー*1・テレビドラマシリーズである。
*1 アンソロジー(英:anthology、仏:anthologie)は、異なる作者による作品を集めたもの、または、同一作家による作品集。
Wikipedia
タイトルに “Love” がついているものの、コテコテの恋愛ドラマではなく、どちらかというとヒューマンドラマ系で、涙腺弱めな人は崩壊すること間違いなしです。視聴の際はティッシュをお忘れなく〜。
「モダン・ラブ」は日常会話だらけなので、英語学習には特にオススメの海外ドラマだと思います。それ以外のオススメ海外ドラマは、こちらの記事にまとめたのでぜひ参考にしてください^^
ちなみに、この「モダン・ラブ」は何度でも繰り返し観れてしまいます。純粋にドラマを楽しめるかどうかって、英語学習には大事なポイントだと思うんですよね。
もちろん英語字幕で何度も見返す過程で、「飽き」は出てくると思います。でもそこは勉強なので、わたしは割り切って進めるようにしています。
#1 “company” を使った驚きのセリフ
“Do you want some company?”
このセリフを英語字幕で見たときは、ホント驚きましたよ!セリフと状況がぜんぜん合ってなくて、字幕のミスプリかと思っちゃいました!(←英語力が乏しすぎて、たまに起こるミスプリ疑惑(苦笑))
“Do you want some company?”
直訳すると「あなたはいくつかの会社がほしいですか?」
ではありませーん!!
が、わたしは字幕を読みながら
- このシチュエーションでナゼ会社…
- 亡くなった旦那様って会社の社長だっけ…?
- あれ、アマゾンの英語字幕って自動生成だっけ?間違ったのかな?
と、頭の中に???が3つくらい浮かびました。3つ目のミスプリ疑惑はヒドイね。アマゾンよ、ごめんなさい。
わたしは “company” = 「会社」しか、意味を知らなかったんですね。
では “company” の意味をおさらい。
company /kʌ́mpəni/
英辞郎 on the WEB
【名】1. 会社、企業、商社、法人◆【略】Co.
2. 仲間、友達、友人
3. 独りではなくて他の人と一緒にいること、同伴
なんと「会社」以外にも「仲間・同伴」といった意味もあったんです!
ということは、、、
“Do you want some company?” 「あなたは同伴者がほしいですか?」
↓↓↓
意訳すると「一緒に行こうか?」「付き合おうか?」といった意味になるので、ドラマのシュチュエーションともぴったりでした。
では、どんなシュチュエーションでこのセリフが話されたかというと、8話目の主人公マーゴの旦那様、ケンジのお葬式が終わったときの会話です。
注:下記吹き出しの顔は、実際にドラマに出てくる外見とはかなり異なります(顔のレパートリーが少なくて…)。また、下記のやりとりは多少簡略しています。
“Mom, the car’s ready.”「母さん、車の準備ができたよ。」
“I think that I’m going to walk.”「私は歩いて行くわ。」
“I need some air.” 「ちょっと気分転換したいの。」
“Do you want some company?” 「付き合おうか?」
“No thank you, Janice. I’ll see you in a bit.” 「結構よ、また後でね。」
いや〜 “company” には驚かせれましたが、すっきりしました。
多くの日本人は、 “company” といえば「会社」と思ってしまいがちですが、英語ネイティブからすると「仲間・同伴」という意味も「会社」同様、日常的に使うんですねー。
英語ネイティブがよく使う “company”とは
“Do you want some company?” 以外に、覚えておくと便利なフレーズがもう一つあるんです。
“I enjoyed your company.“ 「ご一緒できてよかったです(楽しかったです)。」
プライベートでもビジネスのシュチュエーションでも、大活躍しそうなセリフですよね!一緒に覚えてしまいましょう。
それでは、また海外ドラマを通して驚きのセリフが出てきたら、シェアしますね^^
#2 “Number one” を使ったセリフ、驚きの意味!
そういえば、「モダン・ラブ」の中で “company” より先にビックリしたセリフがあったのでした。
第5話の “At the Hospital, an Interlude of Clarity(デートの幕あいは病院で)” の一コマ。
主人公のロブは、初めてのデートで手術する程の大ケガをしてしまいます。デートの相手のヤスミンは一緒に病院に行き、手術中もずっと付き添っていました。手術後、目を覚ましたロブと雑談し、場面は病室のオープンエア的なトイレ。ロブが用を足し終えた後、ヤスミンがトイレを使おうとします。
Do you mind? (しても)いい?
Uh, no go ahead. あ〜…どうぞ。
少し、間を置いて。
Number one, right? 小だよね?
I’m earthy. I’m not a barbarian. 私は下品だけど、野蛮じゃないわよ。
初デート(しかも初対面)の相手の前で、おもむろにスカートをたくし上げ、用を足そうとするヤスミンにもビックリでクラクラしたけど、”Number one” って「小」なのねー。
ということは “Numbuer two” は、やっぱり…。はい、ご想像の通りです(笑)。
日本語でもあまり使う機会はないけど、覚えておくといいかもです!