こんにちは、ナナオ (@9yearsBeginner) です^^
今回の記事は、オンライン英会話の「ベストティーチャー」について書いてみようと思います。このスクールも、前回の「ウィリーズ英語塾」のように、巷のオンライン英会話スクールとはちょっと異なります。
ベストティーチャーではオンラインで講師とスピーキングレッスンする前に、やらなければならないステップがあるのです。
「自分が話したいことを英語で書く」
まず英語でライティングするところから始めるという、なかなかユニークなオンライン英会話スクールなのです。
それではベストティーチャーについて、実際に無料体験を受けてみた感想など、書いてみようと思います。
ナナオが気になったオンライン英会話10スクールは、↓↓↓の記事でまとめているので参考にしてみてください^^
ベストティーチャーの良い点
自分の英作文が教材になる
最初このベストティーチャーの、自分が英作した文が教材になるってすごくいいなと思ったんですよねー。
与えられた英文より、自分で書いた英文を使ってレッスンした方が、身に付きやすいですよね。
色々なシチュエーションのテーマが1,000以上用意されているので、自分の実生活に近いシチュエーションから選ぶのもよし、まったく関係ないものを選んでトライするのもありです。
例えばレストランを選ぶと、22個シチュエーションがあります。その中から自分の学んでみたいものを選び、ライティングレッスンへと進みます。
英作した文は講師が添削してくれ、AIですがまぁまぁナチュラルな音声もついてきます。
無料体験レッスンでは、3レッスン分のライティングレッスンを受けることができます。ただし、講師からの添削とAI音声を確認することができるのは、最初の1レッスン目のみとなります。
この添削されたスクリプトとAI音声は、スカイプレッスンの前に行う独自のトレーニングメソッド(通称ベストレ)で、活用することになります。
ちなみにライティングレッスンは対話形式で、講師と最大で5往復までやり取りすることができますよ。下記のやり取りが1往復分で、一つの返信に100文字(単語)まで入力することができます。ちなみに#4のときで、50文字(単語)くらいだったと思います。
ライティングレッスン1往復分
講師からの返信は、けっこう早かったですねー。遅くても20分以内には返信がありました。
ただ、こちらの返信(英作文)に時間がかかったので、5往復終わらせるのに、2時間半弱かかりました。ライティングレッスンは最大が5往復ですが、5往復未満でもやり取りを終わりにすることができます。
読む・書く・聞く・話すがバランスよく身に付く
ベストティーチャーでは、独自のトレーニングメソッド「ベストレ」というのを提供しています。
講師とのスピーキングレッスンをより効果的に行うために、ライティングとスピーキングレッスンの間に行う自主トレーニングで、4つのステップに分かれています。
①チェッキングコレクション
ベストティーチャーの最初のレッスンは、ライティングです。自分で英作した文章を、講師が添削してくれます。チェッキングコレクションでは、この自分で書いた英作文のスクリプトを元に、疑問点や講師に聞きたいことなどを、メモすることができるようになっています。
不明点を自分で洗い出すことは、頭の中が整理されるし、それによって充実したスピーキングレッスンを受けることができると思うんです。
②オーバーラッピング
英文のスクリプトを見ながら、音声と同時に発話するトレーニング法。英語のリズムとイントネーションが身に付きます。
③シャドーイング
英語の音声の後を、ピタッと追いながらリピートしていきます。英文スクリプトは見ないで、聞こえてくる英語の音を追いかけて同じように発話するという、けっこう難易度高いトレーニング方法です。聞くことと話すことが同時なので、集中力が必要な分、効果も高いトレーニング法と言われています。
④ディクテーション
聞こえてくる英語の音声を書きとるトレーニング法。シャドーイング同様、けっこう集中力がいります。ディクテーションすることで、聞き取れない部分が明確になり、また英語ならではの音の変化にも慣れ、結果リスニング力が向上します。
と、ここまで①〜④のステップを踏んでから、講師とスカイプでレッスンします。
道のりは長し、です。
ベストレの詳しい内容は、ベストティーチャーの公式Youtubeに説明動画があるので、参考にしてみてください^^
まぁここのベストレを何分やらなければいけない、といったルールはないので、自分でこのトレーニングを「完了」とすれば、講師とのスピーキングレッスンに進ませることができます。
でもスピーキングレッスンをより効果的なものにしたいなら、やっぱりこのベストレを何となくで済ますのはもったいないですよねぇ。
そしてこのベストレをルーチンとして行うことが、読む・書く・聞く・話すの4技能を、大きく向上させるのだろうと感じました。
ベストティーチャーのイマイチな点
月額料金が少々高め
世の中のオンラインスクールの月額料金は、だいたい6,000円前後が主流で、高くても10,000円くらいかなと思います。
それらと比べると、ベストティーチャーの12,000円はちょっと高いかな…。
ただ、ベストティーチャーにはネイティブ講師も在籍していて、同じ料金でネイティブ講師のレッスンを受けることができるのは嬉しいですよね。
また受講可能回数の制限もないので、これらを考えると逆に高くないと感じる人も多いかもしれないですね。
ただ、スピーキングレッスンに辿り着くまでの自主トレーニング(ベストレ)があるので、それを考えると受講回数が無制限というのは、現実的にはむずかしいのかなと思います。
ライティングレッスンを受けないと、スピーキングレッスンを受けることができない
ベストティーチャーでは、ライティングレッスンを受けないと、スピーキングレッスンを受けることができないのです。
最初のライティングレッスンで英作した文を使って、スピーキングレッスンに挑むので、楽しくフリートークで英会話を学びたい!という人には向かないシステムですね。
自己管理できないと続かない
ベストティーチャーの基本的なレッスンの流れは、次のとおりになります。
①テーマから好きなシチュエーションを選んで、ライティングレッスンを受ける(自分で英作文→講師が添削 ※最大5往復までのやり取り)
②独自のトレーニングメソッド「ベストレ」で自主トレーニング
「ベストレ」とは↓↓↓
- チェッキングコレクション
- オーバーラッピング
- シャドーイング
- ディクテーション
③講師とスカイプでスピーキングレッスン
①はマストなので、スキップして③のスピーキングへは行けません。
②は自主トレなので、自己管理できないとフェイドアウトする可能性大です…
もちろん、この自主トレは自分の判断で完了させて、スピーキングレッスンに進むことはできます。極端な話、実際まったく自主トレしなくても「トレーニング完了」ボタンを押せば、スピーキングレッスンを受けることができるのです。
でも毎月12,000円払って、このパートを飛ばすのはとってももったいない気がするのは、わたしだけでしょうか。
実は…
白状しちゃいますけど…
こんな風に体験記書いていて、ホント言いづらいのだけど…
ナナオ、このベストティーチャーのスピーキングレッスンに辿り着いていません!!
衝撃の事実!(自分で言うなー!)
自主トレーニングをちゃんとやりたいという気持ちがあり、でもできない日々がずるずる続き、なのに割り切って「トレーニング完了」ボタンを押すこともできない、弱いわたし(なんかニュアンス違いますけどー)。
トレーニング完了ボタン!
結局スピーキングレッスンまで辿り着かず。
1回分の返信の文字数上限が100文字(単語)までで、わたしは大体50文字(単語)前後で返信していました。
オーバーラッピングは、スクリプトを見ながらできるから何とかなったのだけど、音声を再生させると、1回分の返信の文章を最後まで一気に読み上げるから、なかなかキビシイ。せめて1センテンス毎に区切れたらいいのに。一時停止ボタンがほしかったっす。
ベストレ オーバーラッピング
でもやっぱり、、、シャドーイングが一番むずかしさを感じました。スクリプトがないと身構えちゃって、結局シャドーイングで止まりフェイドアウトしてしまいました。
いつまでに、という期限はないようなので必ずやいつか。
ベストティーチャーはこんな人にオススメ
- 自己管理できて、コツコツ勉強することが苦じゃない人
- 話すだけではなく総合的に英語を学習し、底上げしたい人
- ネイティブ講師のレッスンを受けたい人
- ビジネス英語の力をアップさせたい人
- TOEICやTOEFL、英検等の資格取得を目指している人
よくある質問
Q)アプリはありますか?
A)あります。
ベストティーチャーのアプリは、iPhoneまたはAndroidからダウンロードできます。ベストティーチャーの学習の流れ「ライティング・添削・ベストレ*1・オンラインスピーキングレッスン」が、全てアプリで完結できます。ベストレの時間がなかなか取れないという人も、アプリを使えばスキマ時間を有効活用できますよ。
*1 ベストレ
- チェッキングコレクション
- オーバーラッピング
- シャドーイング
- ディクテーション
Q)英作文に慣れていないのですが、難しいですか?
A)最初は難しいと感じても、回数を重ねる毎に確実に力がついていくはずです。冠詞など細かい添削がされてくるので、英語の感覚も掴めてくると思います。どうしても英作文が難しく筆が進まない場合は、「みんなの英会話」というタブがあって、そこでは他の生徒さんがシェアしているスクリプトを、参考にすることができますよ。
ベストティーチャー
Q)どんなコースがありますか?
A)大きく分けて、通常コース・試験対策コース・英検対策コースの3つのコースがあります。各コースの料金は下記の通りです。
月額料金 | |
①通常コース | 12,000円(税込) |
日経英字新聞 LissN by NIKKEIコース ※通常コースのオプショナルプラン | 通常コースの月額料金に1,500円追加で受講可能 |
②試験対策コース (TOEFL iBT・IELTS・TOEIC SW、TEAP、GTEC CBT) ※通常コースのレッスンも合わせて受講OK | 16,500円(税込) |
③英検対策コース (英検3級〜1級) ※通常コースのレッスンも合わせて受講OK | 16,500円(税込) |
ベストティーチャーまとめ
ベストティーチャーは他のオンライン英会話スクールと違って、スピーキングだけにとどまりません。
まずはライティングからレッスンがスタート。1,000以上あるシチュエーションから、自分に合ったトピックを選び英作文して、講師に添削してもらいます。
その自作英語スクリプトが、講師とのスピーキングレッスンの教材になるわけですが、その前に自作した英語スクリプトを使って自主トレすることで、より効果的なスピーキングレッスンになると思っています。
- チェッキングコレクション
- オーバーラッピング
- シャドーイング
- ディクテーション
↑↑↑「ベストレ」と言われている、この4ステップの「自主トレ」が、真面目にやろうと思うとハードルが高い…というか、わたしにとって、もはや壁(苦笑)
ナナオの現状は、スピーキングレッスンまで辿り着けておりません(スミマセン…)泣
晴れて辿り着いたら、ご報告しますー。
「ナナオさん情けなさすぎるやろー」と思われているアナタ、ぜひ無料体験でチャレンジしてください!
このベストティーチャーのレッスンルーチンをこなし、そして続けられたら、確実に力がつくはずです。そのくらいやり応えあると感じています!