こんにちは、ナナオ (@9yearsBeginner) です^^
今日の記事でシェアするフレーズは、”until further notice” 。
日本に住んでいる方にはあまり馴染みがないフレーズだと思うのですが、英語圏では2020年のパンデミック当初、多くのレストランやカフェ、その他のショップの入口に貼り出されていた、お知らせのフレーズです。
そして今やこのフレーズを見かけることはほとんどないのですが、久しぶりに自分に直接関係する場面で出会ったので、記事にしてみました。
“until further notice”「追って通知があるまで」
“until further notice” の使われ方は、だいたい臨時休業のお知らせのときです。
“We’re temporarily closed until further notice due to COVID-19.”
「コロナのため、追って通知があるまで臨時休業とさせていただきます。」
2020年3月下旬あたりから、ハワイ州がロックダウンを決定したとき、多くのレストランやカフェの入口に、この一文が貼り出されていました。
最近ではめっきり見かけなくなったこの “until further notice” ですが、自分がオンラインで注文したものをピックアップに行くお店に、このお知らせが貼ってありビックリ!
ピックアップ当日、テキストで臨時休業の連絡が届いたのですが、気になってお店に出向いたところ “until further notice” のお知らせが貼ってあったんですねー。
「どうした急にApple Storeよ、何があった!?」という気持ちでいっぱいでしたよ〜。(いまだに臨時休業の理由はナゾ…)
ま、4日間の臨時休業だけで5日目にはオープンし、無事モノをピックアップできたのでよかったです。
“further” は “far” の比較級
“until further notice” は定番フレーズなので、そのまま覚えてしまうのが一番だと思うのですが、気になる人もいるかもしれないので、補足で単語の説明も加えてみます。
until /ənˈtɪl/
【接続】~する時まで〔ある動作や状態が続く〕 【前】~まで
英辞郎 on the WEB
notice /ˈnoʊ tɪs/
【名】
1.〔公共の場の〕掲示、案内、看板
2. 通知(書)、公示(書)【他動】
1.〔五感の働きで〕~がいる[ある]ことが分かる[に気が付く]
2. 〔~だという事実に〕気が付く【自動】〔五感の働きで〕気が付く、気付く、分かる
英辞郎 on the WEB
これらは英語を勉強していると、けっこう出会いやすい単語ですよね。
でも “further” ってあんまり見かけなくないですか。実は “far” の比較級なんですよ!
further /ˈfɜr ðər/
そして “far” の比較級は2パターンあります。
①far – further – furthest
物理的な距離として表現できない部分、例えば物事の進み具合、進捗状況を表すときに使われますが、物理的な距離に関して使ってもOKです。
なので “until further notice” で使われている “further” は進捗状況について語ることになり、「更なる通知があるまで」というような意味になります。
②far – farther – farthest
こっちは概ね物理的な距離について用いられ、距離が遠い・近いを表します。
※ “further” は動詞として「進める」「促進する」といった意味でも使うことができますが、“farther” には動詞の意味はありません。
ナナオが待っている、もう一つの “until further notice”
ちなみにわたしの大好きはハワイのラーメン屋、その名も「佐野屋」は2021年7月からリノベのため臨時休業中です。
佐野屋のインスタグラムより
もうお知らせから半年近く経ちますが、追っての通知はいつになることやら…
「佐野屋」のラーメンも好きなのですが、餃子が恋しすぎます。
リノベされたら小洒落ちゃうのかなぁ。あの昭和感がなくなっちゃうのは、ちょっとさみしい気もするなぁ。