海外ドラマ「モダン・ラブ」から学ぶ、リアルな英語表現!

2020年8月頃、ハワイ2回目のロックダウンのとき。空室だらけになってしまったホテルからの、愛のメッセージ♡

こんにちは、ナナオ (@9yearsBeginner) です^^

前回の「海外ドラマ『デスパレートな妻たち』から学ぶ、リアルな英語表現!」に続き、今回は「モダン・ラブ」という海外ドラマの中で、驚いた英語表現があったのでシェアします!

何度もドラマを観直していく中で、新しい発見や役立つセリフに気づけるようになると思います。その都度この記事に追記し、更新していきますね^^

「モダン・ラブ」ってどんな海外ドラマ!?

まず最初に「モダン・ラブ」って、どんなドラマなのかをご紹介。

ニューヨークが舞台で、それぞれのストーリーが8話分展開される、オムニバス形式のドラマです。

『モダン・ラブ』(Modern Love)はニューヨーク・タイムズのコラムに基づくアメリカのロマンティック・コメディ・アンソロジー*1・テレビドラマシリーズである。

*1 アンソロジー(英:anthology、仏:anthologie)は、異なる作者による作品を集めたもの、または、同一作家による作品集。

Wikipedia

タイトルに “Love” がついているものの、コテコテの恋愛ドラマではなく、どちらかというとヒューマンドラマ系で、涙腺弱めな人は崩壊すること間違いなしです。視聴の際はティッシュをお忘れなく〜。

「モダン・ラブ」は日常会話だらけなので、英語学習には特にオススメの海外ドラマだと思います。それ以外のオススメ海外ドラマは、こちらの記事にまとめたのでぜひ参考にしてください^^

ちなみに、この「モダン・ラブ」は何度でも繰り返し観れてしまいます。純粋にドラマを楽しめるかどうかって、英語学習には大事なポイントだと思うんですよね。

もちろん英語字幕で何度も見返す過程で、「飽き」は出てくると思います。でもそこは勉強なので、わたしは割り切って進めるようにしています。

#1 “company” を使った驚きのセリフ

“Do you want some company?”

このセリフを英語字幕で見たときは、ホント驚きましたよ!セリフと状況がぜんぜん合ってなくて、字幕のミスプリかと思っちゃいました!(←英語力が乏しすぎて、たまに起こるミスプリ疑惑(苦笑))

“Do you want some company?”

直訳すると「あなたはいくつかの会社がほしいですか?」

ではありませーん!!

が、わたしは字幕を読みながら

  1. このシチュエーションでナゼ会社…
  2. 亡くなった旦那様って会社の社長だっけ…?
  3. あれ、アマゾンの英語字幕って自動生成だっけ?間違ったのかな?

と、頭の中に???が3つくらい浮かびました。3つ目のミスプリ疑惑はヒドイね。アマゾンよ、ごめんなさい。

わたしは “company” = 「会社」しか、意味を知らなかったんですね。

では “company” の意味をおさらい。

company /kʌ́mpəni/
【名】1. 会社、企業、商社、法人◆【略】Co.
   2. 仲間、友達、友人
   3. 独りではなくて他の人と一緒にいること、同伴

英辞郎 on the WEB

なんと「会社」以外にも「仲間・同伴」といった意味もあったんです!

ということは、、、

“Do you want some company?” 「あなたは同伴者がほしいですか?」

↓↓↓

意訳すると「一緒に行こうか?」「付き合おうか?」といった意味になるので、ドラマのシュチュエーションともぴったりでした。

では、どんなシュチュエーションでこのセリフが話されたかというと、8話目の主人公マーゴの旦那様、ケンジのお葬式が終わったときの会話です。

注:下記吹き出しの顔は、実際にドラマに出てくる外見とはかなり異なります(顔のレパートリーが少なくて…)。また、下記のやりとりは多少簡略しています。

マーゴの息子
マーゴの息子

“Mom, the car’s ready.”「母さん、車の準備ができたよ。」

マーゴ
マーゴ

“I think that I’m going to walk.”「私は歩いて行くわ。」

“I need some air.” 「ちょっと気分転換したいの。」

マーゴの友人
マーゴの友人

“Do you want some company?” 「付き合おうか?」

マーゴ
マーゴ

“No thank you, Janice. I’ll see you in a bit.” 「結構よ、また後でね。」

いや〜 “company” には驚かせれましたが、すっきりしました。

多くの日本人は、 “company” といえば「会社」と思ってしまいがちですが、英語ネイティブからすると「仲間・同伴」という意味も「会社」同様、日常的に使うんですねー。

英語ネイティブがよく使う “company”とは

“Do you want some company?” 以外に、覚えておくと便利なフレーズがもう一つあるんです。

I enjoyed your company. 「ご一緒できてよかったです(楽しかったです)。」

プライベートでもビジネスのシュチュエーションでも、大活躍しそうなセリフですよね!一緒に覚えてしまいましょう。

それでは、また海外ドラマを通して驚きのセリフが出てきたら、シェアしますね^^

#2 “Number one” を使ったセリフ、驚きの意味!

そういえば、「モダン・ラブ」の中で “company” より先にビックリしたセリフがあったのでした。

第5話の “At the Hospital, an Interlude of Clarity(デートの幕あいは病院で)” の一コマ。

主人公のロブは、初めてのデートで手術する程の大ケガをしてしまいます。デートの相手のヤスミンは一緒に病院に行き、手術中もずっと付き添っていました。手術後、目を覚ましたロブと雑談し、場面は病室のオープンエア的なトイレ。ロブが用を足し終えた後、ヤスミンがトイレを使おうとします。

ヤスミン
ヤスミン

Do you mind? (しても)いい?

ロブ
ロブ

Uh, no go ahead. あ〜…どうぞ。

少し、間を置いて。

ロブ
ロブ

Number one, right? だよね?

ヤスミン
ヤスミン

I’m earthy. I’m not a barbarian. 私は下品だけど、野蛮じゃないわよ。

初デート(しかも初対面)の相手の前で、おもむろにスカートをたくし上げ、用を足そうとするヤスミンにもビックリでクラクラしたけど、”Number one” って「小」なのねー。

ということは “Numbuer two” は、やっぱり…。はい、ご想像の通りです(笑)。

日本語でもあまり使う機会はないけど、覚えておくといいかもです!

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